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ゴルフ肘(内側上顆炎)とは、どのようなものでしょうか?
ゴルフ肘(内側上顆炎)とは?
その症状と原因
ゴルフ肘(内側上顆炎)とは、肘の内側に痛みが生じる障害で、主に前腕の屈筋群が繰り返し使われることで起こります。
名前の通りゴルフをする人に多く見られますが、テニスや野球、バドミントンなどのスポーツ選手、あるいは日常的に手首や肘を酷使する人にも発生しやすい症状です。
主な症状
①肘の内側の痛み、圧痛
② 手首を内側に曲げる動作で痛みが増す
③ 握力の低下やしびれを感じることもある
ゴルフ肘になりやすい人
ゴルフ肘は、手首や肘を繰り返し使う動作が原因で発症します。
特に以下のような人はリスクが高くなります。
①スポーツ選手 ゴルフ、テニス、野球など、手首のスナップを多用するスポーツをする人。
②デスクワーカー 長時間のパソコン作業や、マウス操作による手首の過度な使用。
③職業的要因 大工や庭師、料理人など、反復的な動作を行う仕事に従事する人。
ゴルフ肘の対処法とセルフケア
ゴルフ肘の痛みが出た場合、早めの対処が重要です。まずは負担を軽減するために以下の方法を試してください。
① 休息 痛みの原因となっている動作を一時的に中止し、肘の負担を軽減します。
② アイシング 痛みが強い場合は、冷やすことで炎症を抑えます。1回あたり15〜20分程度が目安です。
③ストレッチとマッサージ 前腕の筋肉をストレッチして柔軟性を高め、血流を促進することで回復を早めます。
④ サポーターの使用 専用のサポーターを着用することで、肘への負担を軽減します。
M式テクニックによる治療法
もとみや接骨院では、M式テクニックという独自のアプローチを用いた治療を行っています。M式テクニックは、骨格、筋肉、自律神経にアプローチすることで、身体の構造と機能を正常に整える治療法です。
M式テクニックの特徴
① 骨格調整 ゴルフ肘の根本的な原因である姿勢や骨格の歪みを矯正します。これにより、肘への負担を軽減し、治癒を促します。
② 筋肉の調整 筋肉の硬さや緊張をほぐすことで、柔軟性を回復させます。特に前腕の屈筋群にアプローチし、肘周辺の痛みを和らげます。
③ 自律神経の調整 自律神経のバランスを整えることで、身体全体の治癒力を高めます。ストレスや疲労がたまりやすい現代人には、このアプローチが効果的です。
自宅でできるセルフケア
日常生活でも以下のセルフケアを取り入れて、症状の悪化を防ぎましょう。
①軽いストレッチ 手首を反らせたり、指先を反対の手で押さえてストレッチすることで、前腕の筋肉を柔軟に保ちます。
②適度な運動 無理のない範囲で、手首や肘の軽い運動を取り入れ、筋力を維持します。
③姿勢の改善 姿勢が悪いと、肘だけでなく全身に悪影響を及ぼします。デスクワーク時は、椅子や机の高さを見直し、正しい姿勢を意識しましょう。
ゴルフ肘は適切な治療とセルフケアで改善が見込める症状です。もし痛みが続く場合は、専門的な治療を受けることをお勧めします。
もとみや接骨院では、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提供していますので、お気軽にご相談ください。