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足関節捻挫はどうして起こるの?
足関節捻挫とは?
足関節捻挫は、足首の靭帯が伸ばされたり、部分的にもしくは完全に裂けたりする怪我です。靭帯は骨同士をつなぎ、関節の安定性を提供する組織です。足関節捻挫は、スポーツ活動中に最も一般的に発生しますが、日常生活の中での単純な転倒や不注意によっても起こり得ます。主な原因とリスクファクターには以下のようなものがあります:
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不均一な表面での活動: 歩行や走行中に不均一な地面や凹凸のある表面に足を取られることで、足首が内側や外側に不自然にねじれることがあります。
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スポーツ参加: 特にバスケットボール、サッカー、ランニング、テニスなど、急激な方向転換やジャンプ、着地が多いスポーツでは、足関節捻挫のリスクが高まります。
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以前に足首を捻挫したことがある人: 一度足首を捻挫すると、再発しやすくなることがあります。これは、捻挫によって靭帯が弱くなったり、完全には回復しなかったりするためです。
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不適切な靴の着用: サポートが不十分な靴や、活動に不適切な靴を着用することも、足関節捻挫の原因となり得ます。特にヒールの高い靴は、足首に余計な圧力をかけ、捻挫のリスクを高めます。
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体の不均衡や筋力不足: 足首周りの筋肉が十分に強くない、または体の他の部分(例えば、片方の脚がもう一方よりも弱いなど)に不均衡がある場合、足関節捻挫のリスクが高まります。
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注意不足や疲労: 疲れているときや注意が散漫な状態では、足の置き方が不安定になりがちで、これが原因で捻挫することもあります。
足関節捻挫の対処方法は?
1. Rest(安静)
- 捻挫した足に負担をかけないようにします。重い物を持ったり、捻挫した足で立ったり歩いたりするのを避け、必要であれば松葉杖を使用します。
2. Ice(冷却)
- 捻挫直後から48時間以内は、15~20分間隔で氷や冷却パックを傷ついた箇所に当てて冷やします。直接皮膚に氷を当てると凍傷の恐れがあるため、氷は布やタオルに包んで使用してください。冷却は腫れを抑え、痛みを軽減します。
3. Compression(圧迫)
- 弾性包帯を使用して捻挫した足首を圧迫することで、腫れを最小限に抑えます。ただし、包帯を巻きすぎると血流が悪くなるため注意が必要です。足の感覚、色、温度を確認しながら適切に調整してください。
4. Elevation(挙上)
- 心臓よりも高い位置に捻挫した足を置くことで、腫れや痛みを軽減します。寝ている時も、足を枕などで高くしておくと効果的です。
もとみや接骨院での治療方法①
ギプス固定
重度の捻挫の方はヒール付きのギプスを巻いて、最低限歩行できるようにしています。しっかりと固定ができる為に回復が大幅に早める可能性があります。歩けずに来院された方でも特殊のギプス固定を施すことで歩いて帰れる方がほとんどです。
骨折の疑いがある場合は病院を紹介させて頂きます。
ハイボルト療法
急性期には高圧の電気を筋肉や靭帯の深部に浸透させて、疼痛や腫れの軽減をします。
●筋肉や靭帯の機能修復する
高電圧を強くかけることにより、筋肉や靭帯自体を修復できます。
もとみや接骨院での治療方法②
身体の「構造と機能」を正常にするために骨格・筋肉・自律神経調整にアプローチする治療です。
痛みや症状だけに対する治療ではなく身体の構造(姿勢)と機能(筋肉・関節・内臓)を治す根本施術になります。身体の姿勢を正すことで筋肉・関節・内臓が正常に働き やすくなります。
それにより自然治癒力が高まりやすくなり身体の不調や様々な状態がよくなっていきます。生活習慣に気を使いながら、姿勢のバランスも整えることは、自律神経の乱れの 改善にもつながります。
また、姿勢や構造が正常になることにより神経の圧迫を取ることができ、このさき痛みが繰り返しにくい身体を作ることが出来ます。学生さんで膝の痛みでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください!!