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腱鞘炎になってしまったときの対処法とは?

腱鞘炎になってしまったときの対処法とは?

 

 ここ最近、スマホを長時間使用することで腱鞘炎になる人が増えてきてスマホ腱鞘炎という言葉をよく耳にします。ほかにも、ピアノやギターなどの楽器の演奏、ゴルフやテニスなどでグリップを握るスポーツでも多く腱鞘炎になる人が増えています。しかも、楽器演奏やスポーツを全くしない人でも、毎日の家事や育児が原因となり腱鞘炎が起こることがあります。

また、腱鞘炎は特に女性に多い疾患で、妊娠・出産後・更年期に多くみられる傾向にあります。一度治ったと思っても、再発してしまう場合が多く、腱鞘炎の原因や気をつけるべき点なども知っておくことがとても大切です。

腱鞘炎は、重症化したり再発を繰り返す場合があり、重症化すると手術が必要になることもあります。

また、無意識に体は手指の痛みをかばうような動きになってしまうので、首こりや肩こり、頭痛などを引き起こすことが多くみられます。

腱鞘炎の代表的なものには、「ドケルバン病」「バネ指」の2種類があり、どちらも骨と筋肉をつないでいる腱と、腱を包んでいる腱鞘の摩擦によって炎症が起こり、痛みや腫れ、熱感が出るために、鎮痛消炎薬や湿布剤、テーピングで施術をします。原因はスマホやパソコンなど手首と指の使い過ぎによるものです。妊娠や産後、更年期にも多くみられ、女性ホルモンの変化による関連があると言われています。

 

ドケルバン病

別名  狭窄性腱鞘炎

症状

①親指側の手首の腱の腫れ、痛み

➁押すと圧痛がある

③物を握ったり、掴んだりすると痛みがある

➃親指を曲げたり広げたりすると痛みが強くなり、手指が開きにくくなる、詰まったような感じがある

ドケルバン病は親指を広げたとき、手首の親指側の腱が張り、皮下に2本の線が浮かび上がるのが特徴とされています。。親指側に線のように見えるすじが、手首の外側を通るところに生じる腱鞘炎です。こうなると腱の動きが鈍くなり、手首の親指側が腫れて痛みや熱感がでたり、親指を広げると強い痛みが走ることがあります。

 

 

バネ指

別名  弾発指

症状

①指を曲げ伸ばしすると、バネのように引っかかる感じがする

②指の付け根に痛みや腫れ、熱感を感じる

③朝起きた時に症状が強く、日中は手を動かすにつれて症状が軽くなる

バネ指というのは、腱鞘炎がさらに進行した疾患のことです。腱鞘の動きが悪くなることによって、引っ掛かりが生じてしまい、バネのようになってしまいます。

そして、指の付け根部分、に痛み、腫れ、熱感などが出ることがあります。

初期症状の場合でしたら、 朝方に痛みが強くなる傾向が多いとされています。悪化すると指が動かなくなってしまうこともあるので、早めの施術がとても大事です。

バネ指は、どの指にも起こりますが、特に親指と中指、それに薬指に多い傾向です。物を握る際に使う、強い力を発揮する筋肉は前腕にあって、それを腱が伝えるのです。その通り道で指を曲げる筋肉の腱が浮き上がってしまわないように押さえるのが靱帯性腱鞘です。その造りは、ベルトとベルト通しの関係に似ているとされています。この靱帯性腱鞘は指の部分にあるのですが、それが終わる指の付け根付近に力がかかってしまうことで炎症を起こしやすい構造になっているのです。

 

    

腱鞘炎になる主な原因その1 スマホ、パソコン、ゲーム

スマホ腱鞘炎はスマホの長時間の使用や、片手でスマホを操作することによって、指の関節や腱に大きな負担がかかることが原因です。特に、親指だけでの操作は、負荷がさらに大きくなるため注意が必要です。

スマホは両手で操作するようにしましょう。1時間に10分くらい親指や手首を休ませることが大事です。こまめに休憩することが、予防のコツなのです。 

パソコンの操作は、早いタイピング、キーボードを強く叩くことにより、手や指に負担がかかり、指の関節、付け根に痛みが出てしまいます。また、痛みのせいで、握ったり、指を曲げ伸ばす動作がしにくくなることもあります。スマホ腱鞘炎と同じで、1時間に10分ペースで親指や手首を休ませてあげて、こまめに休憩することが重要です。

ゲームが原因となる腱鞘炎はスマホ腱鞘炎とほぼ同じ理由とされています。特にボタンの連打が多いゲームは、手や指に負担がかかります。また、長時間ずっと同じ姿勢でゲームをプレイすることによって、首こり、肩こりに悩まされる人も多くみられます。

 

スマホやパソコンを長時間使用する人は、腱鞘炎以外にもストレートネック(スマホ首)になりやすい人も多い傾向にあります。

スマホ首の症状としては、頭を後ろに反らすと痛い、左右に首を回すと痛いという症状が特徴的だとされています。そのような症状に心当たりがある場合には、適度な休憩を取り手指を休めて、首のストレッチなどをすると予防になります。

腱鞘炎になる主な原因その2、スポーツ

腱鞘炎になりやすいとされるスポーツは、テニス、野球、ゴルフなどがあります。その原因は、グリップやボールを握る、打つ、投げるといった動作をすることで、指や手首に大きな負担がかかります。特に、手首を反復して動かしたり、打ったり、投げたりという動作はとても強い衝撃が加わるので、さらに負担が大きくなるってしまうのです。

また、スポーツによる腱鞘炎は特に中学生、高校生の成長期に発症することが多く、部活動での手指の使い過ぎが原因になっています。痛みが強いときは、無理せずスポーツを休んで、医療機関を受診しましょう。

 

腱鞘炎になる主な原因その3  女性ホルモンの変化

腱鞘炎は、女性ホルモンの大きな変化が影響していると言われています。

女性の妊娠や出産期と更年期に腱鞘炎が多くみられるのはこのためです。妊娠期と出産期の女性は「プロゲステロン」という名前の、妊娠を維持するために必要なホルモンが通常より多く体から分泌されます。しかし、「エストロゲン」のほうは減少してしまうために、女性ホルモンには2つの大きな変化が起こっているのです。しかもこのプロゲステロンは、2つの腱を包んでいる腱鞘を伸ばしたり縮めたりさせるはたらきがあるので、腱の滑りが悪くなってしまうのです。

 

一方で、更年期の女性の場合では、別名で卵胞ホルモンと言われる「エストロゲン」が、閉経時には急激に減少してしまいます。エストロゲンは、女性らしい身体を作って、髪や肌の潤いを保つだけではなく、腱や関節を柔らかく保ってくれる働きもあるため、腱や腱鞘が炎症を起こす原因になってしまうことがあるのです。

 

 

腱鞘炎は安静にすることが一番大事です。患部をなるべく使わないようにすることで、だんだん良くなっていきますが、強い痛みや腫れなどの、症状がひどいときは、早めに医療機関を受診したほうが良いでしょう。

腱鞘炎は前にも述べた通りや手指の使い過ぎ、が原因となって起こるので、安静にしてできるだけ手指を使わないことで症状を和らげられます。もし、仕事で手指を使った作業や動作を避けられないときは、1~2時間に1度、約10分のペースで手指を休ませてあげましょう。手首をしっかりと固定するサポーターの活用、スマホを両手で操作するのも良いでしょう。完全に安静できなくても、こまめに休息を取れば症状は悪化することはないでしょう。腱鞘炎の予防にもおすすめします。

腱鞘炎で最も気を付けなくてはならないことは、たかが腱鞘炎だから、と、放置してしまうことです。日常生活にあまり支障がない程度の痛みでは、安静して、ストレッチや湿布などで改善ができてしまうため軽くみられてしまいがちです。

しかし、痛みが強く、日常生活にも影響が出てしまう場合は、炎症した腱鞘に、超苦節ステロイド薬を注射しなければならないこともあるのです。ステロイド注射を頻繁に打つと、腱が弱くなって、最悪の場合は切れてしまうこともあるため、悪化させないことがとても大事です。また、腱鞘炎をそのまま放置して病気が進行してしまうと、施術をしても関節が固まってしまい、伸びなくなってしまう可能性や手術が必要、なんて場合もあるのです。

 

腱鞘炎に初めてなった人や、痛みが軽くても心配な場合は、自己判断だけにしないで、早めの受診をおすすめします。

腱鞘炎はよくある疾患の一つで、軽い症状の場合はセルフケアが効果的です。しかし、初期症状のケアの仕方を間違えたり、症状が出ているのに手指を無理して使い続けると、慢性化や何度も再発に悩まされる人が多くみられます。

 

腱鞘炎の原因やセルフケアを知って、腱鞘炎予防の意識を手に入れることは、筋肉量が男性に比べると少なく、高齢化社会を迎えている現代の女性たちにとってはひとつの価値になるでしょう。手や指に、痛み、腫れ、熱感を感じたら、まずは医療機関を受診して、早めの治療と正しいケアの方法を学ぶことが大切です。

 

もとみや接骨院では、骨格・筋肉・自律神経に直接アプローチして「構造と機能」を整えます。
身体の姿勢を正すことで筋肉・関節・内臓が正常に働きます。それにより自然治癒力が高まり身体の不調や色々な症状が改善して健康になっていきます。
また、炎症を抑える施術を行なっていきます。高圧の電気を筋肉や靭帯の深部に浸透させて、疼痛の軽減や治癒促進に効果があります。
腱鞘炎でお悩みの方、いつでもご相談お待ちしております!

 

 

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