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お子さんの肘が外れる感覚の正体とは
こんにちは!!もとみや接骨院です!
初めに・・・
「子供が腕を上げたがらない」「子供が肘が痛いと訴えてくる」このようなお悩みに聞き覚えはありませんか?
このような場合、肘内障(ちゅうないしょう)という亜脱臼になっていることが多いです。
肘内障とは、1~6歳の子供に起こりやすいケガのひとつで、「靭帯」から外側の骨が外れてしまう状態のことを指します。
肘内障になる原因とは?
肘内障の原因は小さい子供が成長途中で、肘がしっかり固定されていないことだと考えられています。
原因になる行動
・腕を強く引っ張る
・転倒して手をついたとき
・不自然な姿勢で寝返りを打ったときなど・・・
5~6歳になると靭帯がしっかり成長し、肘内障は再発しにくくなりますが、それでも肘内障に一度なってしまうと、何度も繰り返す可能性があります。
肘内障の症状
肘内障では、骨が靭帯から外れているので、腕の曲げ伸ばしが難しい状態になっており、以下のような症状が現れます。
・肘を痛がるが、腫れや発赤はない
・肘を曲げることが出来ない
・肘を触られることを嫌がる
・前腕が内側を向いている
・腕がだらんとしたままで動かさない
・泣き方がいつもより激しく、火がついたように泣く
このような症状があるときは肘内障を疑いましょう。
肘内障が起きやすい年齢の子供は、肘の痛みをうまく伝えられず、ママやパパが子供の異変に気づいてあげることが大切です。
肘内障の治療方法
整形外科や整骨院で治療法は、徒手整復術を用いることがほとんどです。肘内障の治療だけであれば、麻酔や手術の必要はありません。診察室にて数秒で終わることが多い治療です。
徒手整復術の治療後は、10~15分後に物を取ってもらったり手を上げてもらったりして、肘が動くかどうか確認します。
肘を動かしても傷みが生じない場合、肘内障が治ったと言えるでしょう。
肘の痛みは、肘の関節あたりの骨折や鎖骨の骨折によって起こっていることもあり、子供が強い肘の痛みを訴えてきたときは、注意して対処しなければいけません。知識がないまま治療しようとすると、症状を悪化させてしまう恐れがあるため、自己判断で治療したり、放置したりせず、必ず近くの接骨院、整形外科を受診するようにしましょう。
もとみや接骨院での治療
もとみや接骨院では、患者様に合わせた詳しい検査や問診をさせていただきます。
肘内障は一度なってしまうと、何度も繰り返す可能性があります。再発しないためにも適切な検査、治療が必要になります。
お子さまの肘の痛みでお悩みの方、ぜひもとみや接骨院にご相談ください。