スタッフブログ
暑さで自律神経は乱れる?対策とは
~自律神経とは?~
自律神経とは私たちの体にある神経系の一部で、自分の意思とは無関係にはたらき体内を良い状態に保ち続ける神経です。
人間の身体は呼吸や体温の維持、食べ物の消化や発汗など、生命の維持に必要なことを自律神経のはたらきによって行うことができています。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類から成り、互いにバランスを保ちながら体の状態を整えています。
~交感神経~
交感神経とは日中起きているときや緊張しているときに優位になる神経で、活発に動くことができるように体の状態を保ちます。
例えば、体を動かすときは全身により多くの酸素が必要です。
そのため交感神経が優位になると気管支を広げてより多くの酸素を取り入れ、心拍数を上げてその酸素を全身に届けようとします。
緊張しているときに汗をかいたり喉が渇いたりするのも、交感神経の影響によるものです。
~副交感神経~
副交感神経とはリラックスしているときや寝ているときに優位になる神経で、交感神経と正反対のはたらきをしています。
体を激しく動かす必要がないときは多くの酸素を必要としないため呼吸は深く遅くなり、心臓はゆっくりと動くため血圧が下がります。
よく眠れるように瞳孔を狭くして外界から光を取り込まないようにしたり、寝ている間に目が乾かないように涙を多く分泌したりもします。
食べ物を消化するため胃腸の動きが活発になったり、排せつが促されたりするのも副交感神経のはたらきによるものです。
夏の暑さで自律神経は乱れやすくなります!!
とくに夏は室内外の温度差が原因で体温調整機能をつかさどる自律神経が乱れやすくなります。
ほかにも、暑いと熱を外に逃がす役割をもつ副交感神経が過剰に優位になり、だるさや夏バテの症状を招くこともあります!
予防について
・日頃から朝食を抜かずに腸を整える消化に良い食材をとりましょう!
腸内には血液をつくる働きがあり、腸内環境が安定すると血流がよくなって自律神経も安定します。
「食物繊維や発酵食品で腸を整えることは常に重要。乳酸菌がとれるヨーグルトに、食物繊維が豊富な大根おろしと整腸効果のあるはちみつをかけると効率よく摂取できます」
・外出中の日やけは自律神経を乱すので対策は万全にしましょう!
夏は1年で最も紫外線が強くなりますが、日やけをすると炎症と脱水が起きてしまい、
交感神経が過剰に優位になる原因になります!
外出するときは、日やけ止めや日傘、帽子、サングラスなどを利用して紫外線対策を万全に。日焼けをしたら水分を多くとって脱水予防を心掛けていきましょう!
当院の骨格×筋肉×自律神経調整で自律神経を整えていきましょう!
自律神経失調症がなかなか改善されない理由は様々ですが、中でも骨格や姿勢のバランスが崩れ、改善されていないという点がとても大きいです。
骨格や姿勢の乱れは、神経機能が著しく低下して筋肉・内臓機能、自律神経機能などにも異常をきたし、体が本来持っている自然治癒力が低下したり、疲れがとれなかったりするのです。
姿勢のバランスを整えることは、自律神経の乱れの改善にもつながります。
是非皆さま!夏の暑さに負けないお身体を作りましょう!!
お一人お一人のお体の状態をしっかりカウンセリングし原因を見極め、体調不調にならない為の体づくりをサポートいたします。
また、小さなお子様がいる方にも安心してお越しいただけるよう、無料託児サービスも行っております‼