受付時間

もとみや接骨院

お問い合わせ

スタッフブログ

子どもが捻挫してしまったときの応急処置はどのようにすれば良いか?

子どもが捻挫してしまったときの応急処置はどのようにすれば良いか?

こんにちは。もとみや接骨院です。

今回は、子どもが万が一、捻挫してしまったときの応急処置についてお話させていただきます。

 

まず、捻挫とはどのようなケガなのでしょうか。

捻挫とは、骨と骨を繋いでいる関節の部分である、靭帯、腱、軟骨を捻ってしまった、挫いてしまった、などの負荷がかかってしまうことで起きるケガのことです。

関節のある部位ならどこでも起きますが、実際には足首や手首などで多く発生しやすくなっています。

捻挫は少なくとも、内出血や炎症などを引き起こします。

そのために、捻挫をすると関節の周りに痛みや腫れが発生するのです。

また、捻挫にはさまざまな損傷レベルがあります。

一時的に靭帯が伸びているだけの軽傷の場合が比較的多いのですが、部分的に靭帯が切れているような重傷の場合もあるのです。

また、ただの捻挫だと思っていたら、靱帯断裂や脱臼、もしくは、骨折している!なんてこともあります。

 

捻挫は速やかに応急処置をすることがとても大切になります。最初にきちんとした応急処置ができていれば、捻挫の回復が早くなります。

万が一、子供が足首などを捻挫してしまったときは、

 

 

「RICE処置」を行いましょう。

RICE処置とは応急処置の基本で、下記の4つの頭文字をとったものです。

 

Rest(安静)

もし子供が捻挫をしてしまったら、きっとかなり痛がるとおもいます。まずは気持ちを楽にして、落ち着かせてあげてください。そして、患部をできるだけ動かさないようします。患部をむやみに動かしてしまうと、内出血や炎症が悪化してしまういます。

Ice(冷却)

捻挫の応急処置で最も重要なのが冷却です。すぐに患部を冷やすことで、痛みや内出血、炎症を最小限に抑えることができます。もし子供が足首などを捻挫してしまったときは、できるだけ早く患部を冷やしてあげましょう。

氷をたっぷりと入れたビニール袋などで患部を20分~30分冷やしてあげましょう。すぐに氷を用意できない場合には、流しっぱなしにした水道水に患部をつけることでも、一定の効果を得ることができます。

Compression(圧迫・固定)

捻挫をしてしまった関節の周辺を包帯やテーピングなどを巻いて圧迫してあげると、患部への血流を止められるので、腫れや内出血、炎症を最小限に抑えることができます。ただ包帯やテーピングをあまりきつくしすぎないように注意します。正常な細胞まで壊死してしまうことがあるからです。また、子供があまり痛がる場合は、応急処置の段階で無理に圧迫したり固定したりする必要はありません。

Elevation(挙上)

捻挫してしまった患部が心臓よりも低い位置にあると、患部に血液がどんどん流れることにより、内出血や炎症が悪化します。そのため、患部を心臓よりも高い位置に保てるようにしてあげると良いでしょう。たとえば、足首の捻挫であれば丁度いいイスやクッション、枕などに足をのせて足の位置を高くしてあげるとよいでしょう。

捻挫の治療では、とにかく患部を固定することがとても大切です。患部の関節をしっかり固定することで、靭帯や腱、軟骨などの回復が順調に早く進むからです。

逆に関節を無闇やたらに動かしすぎてしまうと、靭帯、腱、軟骨などがなかなか修復しにくくなります。内出血や炎症などの症状がさらに悪化してしまうこともあります。その結果、捻挫の完治が遅れてしまうのです。

したがって、子供が足首などを捻挫してしまっときには、できるだけ無理に動かさず、安静させてください。

もちろん、子供が捻挫をしているときにはスポーツなどは控えた方が良いでしょう。子供はじっとしているのが苦痛で、元気に遊びたい!動きたい!と思いますが、できるだけ室内で患部を動かさずにできる遊びをさせてあげましょう。

幼稚園や保育園、学校にも子供が捻挫をしたことをきちんと伝えましょう。そして、子供が激しく動き回らないようにしっかりと観てもらうと良いでしょう。

 

 

また、子供が捻挫をしたばかりのときには、お風呂は控えましょう。体を温めると腫れが強くなってしまいます。

お風呂はシャワーでさっと済ませてください。特に湯船につかってはいけません。というのも、湯舟に浸かって患部を温めてしまうと、内出血や炎症が悪化してしまう為です。身体をキレイにしてあげたいときには、サッとシャワーを浴びさせてあげてください。

また、捻挫は、湿布で冷やすと早く腫れが引きます。腫れのある捻挫には冷湿布を使って冷やしてあげましょう。

マッサージは、血行が良くなり腫れが増すので避けましょう。

 

もとみや接骨院では、
①ハイボルテージという電気を使用し、痛みや腫れを抑えます。
②症状に合わせ、テーピング、サポーター、ギプスを使用し、固定することで早期回復を目指します。
③エコーを使用して、骨、靭帯、筋肉の検査をします。
④骨折の恐れがある場合は速やかに病院へ紹介いたします。

捻挫、打撲、肉離れやスポーツ障害も当院にご相談ください!

足関節捻挫ページはこちら

本宮市のもとみや接骨院 HP

 

捻挫のイラスト

 

もとみや接骨院

もとみや接骨院

住所
〒969-1128 福島県本宮市本宮字舘町179-3
アクセス
本宮駅 徒歩12分
駐車場有

受付時間