スタッフブログ
起立性調節障害はなぜ起きるのか⁇
起立性調節障害の症状は❓
起立性調節障害は、思春期の小児に多くみられます。
起立時にめまいや動悸などが起きてしまう自律神経系の機能失調と言われています。
人の身体は、立った状態になると重力により血液が下半身にいき、静脈を通り心臓へ戻る血液量が下がり血圧が低下するので、この状態を防ぐために自律神経の一つである交感神経を興奮させ下半身の血管を収縮させ、心臓へ戻る血液量を増やすことで血圧を維持します。
ところが、自律神経の機能が低下した場合、この機能がうまく働かず、血圧が下がり脳の血流が減少してしまう為様々な症状が現れます。
起立性調節障害の症状は❓
起立性調節障害の症状は以下が特徴的です。
- 朝起きることができない
- 動悸
- 失神
- 頭痛
- 立ちくらみ
- めまい
症状は様々で、そのため病院での診断が遅れることも多々あります。
起立性調節障害の診察は何科❓その検査方法とは❓
起立性調節障害の症状がみられる場合は、脳神経内科や小児科などを受診してください。
初期段階で起立性調節障害の症状に気づくことで、早く治療を開始することが可能です。
治療内容は医師と相談しながら決めていきましょう。
まず初めに、症状を引き起こしてしまう病気がないかを確認します。
そして、いくつかの診断基準の項目に現在の症状が当てはまる場合、起立性調節障害が疑われます。
更に詳しく検査するためには、仰向けに寝たあとに10分間立ち続け、ふらつきなどの症状がでないか、血圧、心電図の変化を調べる検査をおこないます。
起立性調節障害の原因はなんなのか❓
起立性調節障害が起きる原因は、自律神経の調整がうまくできないためにおこります。
通常時立った状態になると、血圧が下がるため、自律神経系の交感神経が働いて血圧を一定に保ちます。
ですが、起立性調節障害になると、その機能がうまく働いてくれません。
結果として血圧が下がり、一時的に脳の血流が乏しくなり、症状が出てしまいます。
その中で遺伝的要因関係することもわかっています。
起立性調節障害の予防や治療はできるのか❓
非薬物療法として
- 決められた就寝時間に床に入るようにする
- 運動をして、筋力低下を防ぐ
- 塩分・水分を多めに摂取する
- 急に立ち上がらず、頭を下げてゆっくりと立ち上がる
起立性調節障害が悪化してしまうのは❓
まず、身体の構造や姿勢を正しく整えなければ、筋肉・関節・神経機能が回復しないので、症状が改善しない場合がほとんどです。
なので、症状改善には一定期間の施術が必要になります。そこで、親御さんのご理解と協力が必要となります。
多角的に判断する為、当院では医学・科学的根拠に基づいて検査を行っていきます。
患者様の症状や痛みを根本改善していく為には、医師との連携が不可欠と考えております。なので、レントゲン撮影や精密検査が必要な場合は、提携先クリニックをご紹介させて頂いております。
当院の根本治療によるアプローチとは❓
骨格、筋肉、自律神経を調整するM式トリプルアプローチを採用。
これは構造と機能を正常にして、骨格や筋肉、自律神経にアプローチするものです。
痛みや症状だけを改善するのではなく、身体の構造や姿勢、それに機能(筋肉・関節・内臓)を治す根本的な施術です。
正しい姿勢をとることで、筋肉や関節、内臓が正常に働きます。そして自然治癒力が高まり、不調や症状が改善することで健康になっていくのです。
こちらは幅広い年齢層に対応可能なので、幼少期~お年寄りまで安心して施術を受けて頂くことが可能です。
どこに行っても痛みや症状がとれない方の最後の砦になりたい。
この想いで最善を尽くし治療をさせていただきます。