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足関節の捻挫は身体のバランスが原因?
こんにちは。もとみや接骨院です。
今回は足関節の捻挫についてお話させていただきます。
日常生活やスポーツの外傷で一番多いのが、足首を内側にひねって怪我をする足関節捻挫です。
足関節に力が加わり起こる怪我のうち、骨折や脱臼以外の疾患を捻挫と診断します。
レントゲンをとった際に異常が見られないことが、特徴の足関節の怪我です。
捻挫にも程度があり、重症度別に1~3度に分類できます。
第1度(軽傷)→3つの靭帯の内 前距腓靭帯が損傷した状態
第2度(中等症)→3つの靭帯の内 前距腓靭帯、踵腓靭帯が損傷した状態
第3度→(重症)3つの靭帯の内 前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、内側の靭帯の損傷した状態
足関節捻挫が治らない・悪化する理由は?
捻挫が治らない原因の1つは、しっかりとした処置がなされていないということがあげられます。
軽度であると思い、放置しておくと足関節が不安定な状態のまま戻らなくなることもあります。
また、頻繁に足関節の捻挫を起こすようになり、関節軟骨の損傷も進行し、変形性足関節症になる危険性もあります。
靭帯は一週間ほどで修復するといわれていますが、損傷後すぐに固定しなければ伸びた状態で修復されるため、また捻挫を引き起こしてしまう可能性があります。
また、体幹の弱さも要因の1つです。
年代別のスポーツ外傷
足関節捻挫は、スポーツ外傷の中で最も多く、全体の約三割を占めます。
中学生以下→約25%
高校生以上→約30%
再発予防は?
捻挫は癖になると言いますが、それほど再発率が高い怪我だとされています。
捻挫を繰り返している場合、靭帯そのものが緩くなってしまい、足関節の不安定性が生じてしまう可能性があります。
そうならない為には、、
①筋肉を鍛える!
足首周りの筋肉を鍛える事で、再発予防に繋がります。
②ストレッチをする!
足首、ふくらはぎのストレッチを行い、靭帯や筋肉を柔軟にし、可動域を広げることで、転倒して足首を捻ることを防ぐことが出来ます。
③バランス感覚を鍛える!
足首をギプスで固定するほどの怪我の場合は、関節、筋、腱の動き、体の位置や動きを把握する固有感覚が衰えます。
そうすると身体バランスの衰えは、転倒してしまったり、足首を捻ってしまったりと捻挫の可能性が高まります。
バランスボードやバランスボールなどを使って、固有感覚の回復と同時に体幹を鍛えましょう。
④シューズを見直してみる!
突発的に起きる捻挫という怪我は、スポーツをすることにおいて避けることが難しい怪我です。
ただ、日常生活であれ、スポーツであれ、足首を柔軟に保つ、サイズの合った靴を履くことで、捻挫を防ぐことができることもあります。
私自身も、学生時代にバレーボールをしており、少し緩いサイズのシューズを履いて足を挫いてしまい、捻挫をした経験があります。
学生自体は成長期もあり、すぐにシューズのサイズが小さくなってしまうこともありますが、その時々のサイズに合わせた靴を履くことが大切です。
当院では2週間以内の怪我などは保険が適応になります。
しっかりとした処置をして今後繰り返さないようにしていきましょう!
足関節の捻挫でお悩みでしたら、本宮市のもとみや接骨院へご相談ください!