スタッフブログ
眼精疲労と自律神経について
みなさまこんにちは!本宮市のもとみや接骨院です^^
本日は眼精疲労と自律神経についてお話をさせて頂きます。
眼精疲労とは
眼精疲労とは、目を使い続けることにより、目はもちろん、目以外の全身に症状が及んで、休息や睡眠を取っても十分に回復しない状態をいいます。
目のピントを調節している毛様体筋は自律神経によって支配されているため、目を使い過ぎて毛様体筋が疲れると、自律神経のバランスが崩れて、全身に症状が現れてしまうのです。
眼精疲労の主な症状
- 目の症状
- 目の痛み、かすみ目、充血、目が重たい、まぶしい、乾く感じがする、まぶたがピクピク痙攣する、まばたきが増えるなど
- 全身の症状
- 首や肩のこり、頭痛、イライラしやすい、吐き気など
眼精疲労の原因
眼精疲労の原因は目そのもの疲労だけではなく、様々な要因が関係して引き起こされると言われています。
考えられている原因には大きく分けると、
目の異常、目を使う環境、全身の異常の3つがあります。
目の異常
- 見えづらいのに無理して見ようとすることで目の筋肉に疲労が起こる
- 遠視、乱視、近視、老眼が適正に矯正されていない度の合わないメガネやコンタクトレンズを使っていると、無理にピントを合わせようとするので毛様体筋に負担がかかる
ドライアイ
- 涙の量が少なくなったり、涙の流れが悪くなったりして目が乾くと、目の表面を保護する涙の層(涙液層)が均等でなくなり、物がはっきり見えにくくなる
目を使う環境
目を疲れさせるような作業環境も眼精疲労の原因となる
- 長時間のテレビ、パソコン、スマートフォンなどの画面を見つめる作業
- 照明のちらつき、パソコン画面への映り込みなどの光の刺激
- エアコンの風・・・直接、風が目に当たると涙を蒸発させ乾燥しやすくなる
- 紫外線、シックハウス症候群、騒音などが影響することも
全身の異常
全身の健康に問題があると、目にかかる負荷に耐える力が足りなくなってしまう
- 疲れやすい体質、夜勤や海外出張などによる生体リズムの変調など
- 精神的ストレス・・・ストレスで自律神経に影響があると、まばたきや涙の量が減り、目の疲労も進む
- 全身の病気・・・緑内障、白内障の他、自律神経失調症、脳神経疾患、高血圧、低血圧、糖尿病、月経異常など目以外の病気によって眼精疲労の症状が出ることも
眼精疲労は自律神経の乱れが原因?
眼精疲労の多くは、度の合っていないメガネやコンタクトレンズの使用、パソコンやスマホの使い過ぎなどが原因と言われています。では、それが慢性化したり全身症状が出たりするのはなぜなのか?
その理由は目と自律神経の関係にあり、眼球の中にはレンズの役割を果たす水晶体があります。
水晶体の周囲には毛様体筋という筋肉があります。この筋肉が伸び縮みしてピントを調節しているのですが、毛様体筋をコントロールしているのは自律神経です。
そのため目を酷使し続けて毛様体筋が疲れると、毛様体筋をコントロールしている自律神経のバランスが不安定になると考えられます。また、逆に自律神経の乱れが眼精疲労を招くこともあるようです。
自律神経の乱れが、さまざまな心身の不調につながることはよく知られています。そして毛様体筋と自律神経以外にも、目の視神経と脳は密接につながっているとされています。
目の疲れは脳の疲れを引き起こし、このことが目の不具合の慢性化や、頭痛や吐き気などの症状をもたらす原因になる可能性があると考えられています。
眼精疲労を防ぐには
眼精疲労の改善には、生活のオン・オフをしっかり付けたり、自律神経のバランスを整えることも有効でしょう。
自身の生活にセルフケアを取り入れ、眼精疲労を予防していきましょう!
- ビタミンBやEなど、目のはたらきを維持するのに欠かせない栄養素を積極的に摂る
- マッサージやツボ押し、眼球をぐるぐる回すなどの目のストレッチで目の周りの筋肉をほぐす
- 目が乾くときはコンタクトレンズをやめてメガネをかけるようにする
- 作業環境を見直し、目を疲れさせないように改善する
- 蒸しタオルで目を温める
- パソコンやスマホの画面を暗めに設定する
- 遠くを見たり、近くを見たりを繰り返す
- 朝~昼に太陽の光を浴びる
- 朝食をとる
- 睡眠をきちんととる
自律神経を整える当院の根本治療
もとみや接骨院では、背骨を整えることで、自律神経の伝達を良くし、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す治療をします。
当院の治療で眼精疲労になりにくい健康なお身体を目指し、イキイキとした毎日を過ごしていきましょう!!
眼精疲労や自律神経の不調、お身体の不調でお悩みでしたら是非1度本宮市のもとみや接骨院へご相談くださいませ^^