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耳鳴りと自律神経について
みなさまこんにちは!本宮市のもとみや接骨院です^^
本日は耳鳴りと自律神経のお話をさせて頂きます。
耳鳴りには、原因が明確なものと原因が特定できないものがあります。原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除くことで耳鳴りが改善する可能性があります。
しかし、原因が特定できない耳鳴りも多く、その場合ストレスの関与が考えられます。ストレスは心身にさまざまな影響を与えます。
私達の体は自律神経によって、健康な状態を保たれています。自律神経は本人の意思によるものではなく、状況に応じて自動的にバランス良く働いてくれています。しかし、強いストレスがかかると自律神経のバランスが崩れてしまうのです。
自律神経のバランスが崩れると、さまざまな不調が起こり、その中の一つとして耳鳴りという症状が現れる場合があります。
(1)耳鳴りの種類
①病的な耳鳴り
- 自覚的耳鳴(じかくてきじめい):自分にしか聞こえず、他者にはわからない
- 他覚的耳鳴:体内の音が耳鳴りとして聞こえ、聴診器などで他者にも確認できる
②病的ではない耳鳴り
- 生理的耳鳴り:静かな場所で「シーン」と聞こえるような一時的なもの
(2)耳鳴りの症状
他人には聞こえない音が聞こえることを耳鳴りと言います。耳鳴りの音は「キーン」という金属のような高音、「ブーン」という低音があります。時計の秒針のように規則正しい音が聞こえることもあります。
また、耳鳴りの症状には急性と慢性のものがあります。突然激しい耳鳴りが起こる急性の耳鳴りは突発性難聴などが考えられます。
強弱を繰り返し長期化する慢性の耳鳴りは加齢性難聴などがあります。
(3)耳鳴りの原因
中耳炎、外耳炎、耳垢塞栓(じこうそくせん:耳あかがたまって塞がっている)、鼓膜破裂などの耳の疾患がある場合は、耳鳴りの原因としてすぐに特定できます。
耳鳴りと関連するもので特に多いのは、内耳から脳までの間に異常がある感音性難聴(かんおんせいなんちょう)と言われるものです。感音性難聴で聴力が低下すると聴神経が感度を高め、本来受け取らなくて良い電気信号まで拾ってしまい、それを耳鳴りとしてとらえてしまいます。
耳鳴りの原因が特定できないケースも多くあります。その場合、ストレスの存在が考えられます。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れている可能性があるのです。
自律神経の乱れは、さまざまな症状をもたらします。耳鳴りもその症状の一つと考えられます。
(4)耳鳴りの治療法
耳鳴りの原因疾患がはっきりしている場合は、その疾患を治療することが一番です。原因疾患が治癒すれば耳鳴りも改善される可能性があります。
特に注意すべきは、ドクドクと拍動性の耳鳴りがする場合、頭痛や吐き気、意識障害を伴う場合などです。脳や血管に関する疾患が関与していることが考えられるため、すぐに救急車を呼びましょう。
また突発性難聴の場合は、耳が詰まった感覚やめまいを伴い、突然に耳鳴りの症状が出るのが特徴で、これも急を要します。
48時間以内に治療を開始すれば、回復が十分見込めるそうです。
耳鳴りの治療法としては、薬物療法が基本ですが、音響療法やカウンセリング、補聴器の使用、心理療法、行動療法などがあります。
耳鳴りと自律神経について
耳鳴りは、耳の疾患や脳血管疾患が原因となって起こることもありますが、原因が特定できない場合もあり、疲労やストレスが大きく関与しているのではないかと考えられます。
自律神経は、起きているときや寝ているとき、温度変化などに対応してうまくバランスをとっています。しかし、疲労やストレスは自律神経に影響を及ぼします。自律神経のバランスが崩れると、心身の不調が現れます。
体が緊張状態になると、交感神経が優位となり、血管が収縮します。緊張状態が続くと、血管が収縮した状態が続き、血液が組織に十分に行き渡らなくなります。
耳周辺の血行が悪くなると、耳鳴りが起こりやすいと言われています。
疲労やストレスが長期間に渡ると、体の緊張状態が続き、自律神経のバランスが崩れてきます。自律神経の乱れによって、さまざまな症状が現れますが、その一つとして耳鳴りがあるのです。
自律神経に直接働きかけるもとみや接骨院の根本治療
本宮市のもとみや接骨院では、最新のコンピュータ機を用いて「筋肉×骨格×自律神経」にアプローチし、身体の根本から改善する施術を行っております。
骨格の歪みを特定し、その骨の持つ固有の共鳴振動数を与えることで背骨を矯正させます。
骨のみならず、筋肉、神経にも直接働きかけることで、神経伝達をスムーズにし自律神経を整えます。
痛みや身体に負担が少ない施術ですので、幼少期からご年配の方、幅広い方に安心して受けて頂ける施術です。
耳鳴りや自律神経の不調、お身体の不調でお悩みでしたら、是非一度本宮市のもとみや接骨院へご相談下さいませ^^