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四十肩、五十肩を予防するストレッチはある?
みなさまこんにちは!本宮市のもとみや接骨院です^^
気温が下がる秋から冬場にかけて発症することが多い四十肩・五十肩の原因や、予防できるストレッチについてお話させて頂きます。
四十肩・五十肩の原因は?
突然肩に激しい痛みが起こって腕を動かせなくなる四十肩と五十肩(肩関節周囲炎)。
肩こりと違って炎症を伴い、適切な処置をしないと関節が硬くなる症状です。
当院でも四十肩と五十肩のお悩みで来院する患者様がとても多いです。最近は低年齢化も進んでいるそうです。
四十肩も五十肩も症状は同じで、発症した年齢により呼び方が変わります。
血行不良などによる肩こりと違い炎症を伴うのが特徴です。どこかにぶつけたわけではないのに、肩関節の周囲に炎症が起こります。
なぜ炎症が起きるのか、はっきりした原因は分かっていませんが、肩周辺の筋肉の緊張や関節にカルシウムなど沈着したり状態で動かしたりすることや変形することで起こります。
ある研究結果によると、肩の深部にある筋肉の『腱板』が衰え、表層筋とのバランスが崩れた結果、関節の中にブレが起こることが要因として考えられています。
また、冬は寒さで筋肉が硬くなったり、衣服の重ね着のため動きが鈍くなるせいか通常より発症しやすい傾向があるそうです。
四十肩・五十肩の進行段階
四十肩・五十肩は3段階で進行します。
最初は炎症を起こして痛みが強い急性期。次に炎症が治まるが鈍い痛みが続く慢性期があり、最後は痛みはないが動きの悪さが残る回復期に分かれます。
発症から3カ月程度までの急性期は炎症が強いので無理に動かさないこと。
無理に動かすと炎症が強くなり、損傷を起こすこともあります。なるべく動かさず、痛みが治まるのを待つ。
この時期、整形外科にかかると、消炎鎮痛薬などが処方されることが多いです。
発症後3カ月から1年ほどの慢性期は、激痛は薄れるものの鈍痛が残り、肩の動かせる範囲が限られてしまいます。そのまま放っておくと関節内の腱などの組織が硬くなり動かしにくくなります。
そこで、痛くない範囲で運動療法やストレッチをおすすめします。
四十肩・五十肩の症状を予防するストレッチ
①肩関節を包む膜の「関節包」のストレッチ、肩甲骨を動かすようにする。
さらに腱板を構成する筋肉を鍛えることで肩関節が安定します
②輪ゴムの円に両手の親指をかけて広げる「輪ゴム運動」
脇をしっかり締めたまま、肘から先だけを外に開く動作で腱板周りが鍛えられます。
痛みを感じたら無理をせず、毎日少しずつ続けていくことが大切です。数カ月で肩を動かしやすくなることも。
これらの運動は予防にもつながるので四十肩・五十肩が心配な方は試してみてはいかがでしょうか?
猫背は肩に負担がかかり発症しやすくなります。正しい姿勢を心がけ、腹筋や背筋など体幹部の筋肉を鍛えることも予防に効果的です。
根本から五十肩を治すには
今回は四十肩・五十肩に効果的なストレッチを紹介しましたが、あくまでストレッチは一時的に症状を緩和させることが出来る方法であり、残念ながらストレッチだけでは完全に治すのは難しいといえます。
五十肩・四十肩の原因は、肩周辺の筋肉の緊張が主です。
その“緊張した筋肉”をしっかりと改善しなければ、良くなっては再発して…を繰り返してしまいます。
五十肩・四十肩が治らない原因は、根本原因がしっかりと改善されていないところにあります。
当院の治療は機械を振動させて背骨を整え、骨格・筋肉・神経の働きをスムーズにし、自身の持つ自然治癒力で四十肩・五十肩になりにくい身体を目指すことが出来る治療です。
四十肩・五十肩、お身体の不調でお悩みでしたら是非一度本宮市のもとみや接骨院へご相談くださいませ^^