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秋の眠気・不眠症について
みなさまこんにちは!本宮市のもとみや接骨院です。
本日は秋の眠気・不眠症についてお話をさせて頂きます^^
秋はなぜ眠いのか?
原因は自律神経の乱れによる睡眠不足
自律神経は、季節の変わり目に影響を受けやすいと言われています。
朝晩の気温の差が激しい季節の変わり目に、洋服などで体温の調整をしないまま過ごしていると、無自覚のうちに体が体温を調節しようと急激に働き、自律神経のバランスが不安定になります。
人間は普段眠るときは体温が下がって眠りやすくするところが、夜になっても体温が下がらず、眠れなくなり、眠気・睡眠不足を引き起こします。
セロトニンが不足して起きる「秋うつ」
秋に起こる我慢できないほどの眠気の原因は「秋うつ」の可能性もあります。
秋になると日照時間が減少します。
するとセロトニンという脳内の神経伝達物質(平常心や安定感をもたらす物質)が不足します。
セロトニン不足は、うつや不安障害をもたらす原因になると言われています。
秋うつが疑われる症状としては、不眠症、異常な眠気に襲われる、過食傾向になる、倦怠感、糖分が欲しくなる、などの症状が挙げられます。
寒暖差疲労
夏から秋へと季節が変わるときの気温や気圧の変化に身体が追い付かず、起きる現象です。
日中と夜の気温差が大きくなると、体内の体温調節のバランスが崩れてしまい、徐々に疲労が蓄積されていきます。
その結果、その調節をしてくれている自律神経のバランスも崩れてしまい、寒暖差疲労が生じると考えられています。
寒暖差疲労を放置すると、倦怠感や眠気が強くなり、不眠症、慢性的な疲労へと症状が悪化してしまうケースが多いのです。
季節の変わり目の眠気、不眠症を防ぐには
身体を冷やさないように注意する
この時期、日中はまだ少し暖かいけれど、朝晩は冷え込みます。
油断して、薄手のパジャマで寝ていたり、毛布も薄いままにしていたりすると、体が冷えてしまいます。
体に温度差が生じると、自律神経が乱されて、最終的には睡眠のリズムも乱れ不眠症に陥りやすくなります。
寒暖差疲労を予防するためにも、身体を冷やさないように注意してください。
身体を温める食べ物や飲み物を摂る(白湯、お茶、ホットミルク等の温かいものを眠りにつく前に飲む)
ゆっくりお風呂(38~40度程度のぬるめの湯)に入る、
腹式呼吸で深い呼吸をする、
などがおすすめです。
日の光を浴びる
日照時間が短くなると、セロトニンとメラトニンという脳内物質が減少します。
セロトニンが減少すると、脳の活動が低下し眠気が生じます。
メラトニンは、睡眠と深い関わりがある物質です。
この二つが減少すると、体内時計が狂い、眠くなってしまいます。
その状態を予防するためにも、できるだけ昼間に日光を浴びるようにしてください。
筋肉量が多い部分を温める
人間の体内で筋肉量が多い部分は、おなか、二の腕、太ももなどです。
筋肉量が多い部分は血液の流れも多いため、上記の部分を温めると効率的に体を温めることができ、冷えからくる体調不良の改善に繋がります。
カイロや腹巻などを活用してみるのが良いでしょう^^
適度な運動をする
- 階段を使うようにする
- 電車等に乗っても座らない
- つま先立ちで歩く
- 座る際は膝を閉じる
- 一駅分歩いてみる
日常的な行動に少し負荷を掛けるだけで、手軽な運動になり、夜にぐっすり眠ることが出来ます。
このほか、朝起きたときに布団で、足首をぐるぐる回す、下半身をゆっくりひねる、など深呼吸しながら行うと、眠気が吹き飛び、身体の目覚めがよくなります。
栄養バランスを考えた食事を摂る
- いろいろな食材がバランス良く入る鍋料理
ニラ、ネギ、にんにく、しょうが等身体を温める作用のある食材を使うとさらに効果的 - ビタミンB群を含む食品
さんま、かつお、うなぎ等ビタミンB群を含む食品は、自律神経のバランスを整える働きがあります - セロトニン分泌を促す食品
大豆、魚類、レバー、小松菜、バナナ、かつお等はトリプトファンという成分が多く、セロトニンを増やす作用が期待できます
体を温めて適度な運動を楽しみながら、眠気や不眠症を予防し、不調に負けない健康な身体作りを目指していきましょう!
「筋肉×骨格×自律神経」に働きかける根本治療
もとみや接骨院では最新のコンピュータ機を用いて「筋肉×骨格×自律神経」にアプローチし、身体の根本から改善する施術を行っております。
骨格の歪みを特定し、その骨の持つ固有の共鳴振動数を与えることで骨格を矯正させます。
骨のみならず、筋肉、神経にも直接アプローチを行い自律神経のバランスを整え、眠りやすいお身体にいたします。
痛みや身体に負担が少ない施術ですので、幼少期からご年配の方、幅広い方に安心して受けて頂ける施術です。
不眠症、お身体の不調で悩んでいる方は、是非一度本宮市のもとみや接骨院へご相談下さいませ^^