スタッフブログ
足関節の捻挫の原因は?
こんにちは!
もとみや接骨院 院長 武田です。
今回は足関節の捻挫についてご説明していきます。
足関節内反捻挫とは?
足首捻挫の一種で、足首をひねってしまって起こる怪我です。
足関節の怪我で最も多いのが足関節内反捻挫の怪我で、足関節が内反と言って足の甲が外側に向く状態へ強く捻った怪我です。
これが最も多い足関節の怪我で、逆側に捻って起こる足関節外反捻挫よりも圧倒的に多い怪我なのです。
ただ足関節を内反しても怪我はしませんが、強く体重がかかった状態で内反するとその負荷に足関節の靭帯が耐えきれず、靭帯の損傷が起こります。
ひどい捻挫の場合は足関節の靭帯が断裂してしまいます!
足関節内反捻挫で損傷する靭帯は?
足関節内反捻挫の怪我で損傷する足関節の靭帯は多々あります。
その為、「足関節の靭帯痛めました」だけでは情報が不十分です。
足関節内反捻挫の怪我で損傷しやすい靭帯は主に3つです。
最も受傷頻度の高い靭帯が、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)と呼ばれる足首の外側にある靭帯です。
足関節内反捻挫で靭帯損傷と言えば、まずこの前距腓靭帯が損傷していると考えて間違いないくらいよく損傷する靭帯です。
次いで受傷頻度の高い靭帯が、踵腓靭帯(しょうひじんたい)と呼ばれる靭帯です。
こちらも足首の外側に位置する靭帯で、外くるぶしとかかとを繋ぐ靭帯です。
3つの靭帯の中で一番受傷頻度の低い靭帯が、後距腓靭帯(こうきょひじんたい)です。
後距腓靭帯まで損傷している足関節内反捻挫はかなり重症な捻挫と言えます。
足関節内反捻挫の原因は?
足関節内反捻挫の原因としては、狭義の原因で言えば足首を捻ったことによって起こります。
足の甲が外側に向く動き(内反)が過度に出た状態で体重が上から強くかかると足関節内反捻挫の怪我が起こります。
ただ、体重が強くかからなければ足関節内反捻挫の怪我は起こりません。
よく電車で足関節を思いっきり内反させて座っている女性を見かけますが、これは上から強く体重がかかっていないので足関節内反捻挫の怪我は起こりません。
上から強く体重がかかる状態とは、ジャンプでの着地や転倒などです。
普通に着地をすれば大丈夫ですが、バランスを崩しながらの転倒や着地で足関節内反捻挫の怪我はよく起こります。
また地面が凸凹した所への着地でもよく足関節内反捻挫は起こります。
スポーツで相手選手と接触しながらの着地や相手選手とぶつかっての転倒などでよく起こります。
足関節の捻挫は治りにくい?
捻挫が治らない原因の1つに、しっかりとした処置がなされていないということが挙げられます。
靭帯は、1週間ほどで修復すると言われていますが、損傷後すぐにしっかり固定しなければ、伸びた状態で修復されるため、また捻挫を引き起こしてしまいます。
また、体幹の弱さも要因の1つです。
当院では二週間以内の怪我などは保険が適応になります。
しっかりとした処置をして今後繰り返さないようにしていきましょう!
足関節の捻挫でお悩みでしたら、本宮市のもとみや接骨院へご相談ください^^