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「痛みを取ること=治療」ではない
こんにちわ!
もとみや接骨院 院長武田です!
今回は痛みを取ること=治療ではないことについてご説明していきます。
みなさん、よく自然治癒力という言葉を耳にしますよね??
鍼灸など東洋医学の世界や、カイロプラクティック、整体などでも盛んにそれを言いますし、最近では西洋医学の先生たちもそういうことを言うようになりました。
では自然治癒力とはいったい何なのでしょうか?
自然治癒力というと「身体に本来備わっている自然な癒しの力」というように何となく理解している人が多いでしょう。
そのことをご説明する前に、「自然治癒力を引き出していない治療」について、まず考えていきましょう。
例えばあなたがぎっくり腰になって病院へ行くとします。そのときレントゲン写真に異常が無ければ痛み止めの注射を打ち治療はそれで終わりです。痛み止めの注射はよく効きますから、病院を出る頃には痛みが楽になります。
でもよく考えてみると、単に痛みを止めただけで、別に何も治してはいないわけです。だからここで無理をして働いたり、あるいは痛みがないからといつものように飲酒をしたり入浴すると、次の日にはもっとひどい激痛に襲われることになります。
どうでしょうか?これは、治したことになっているでしょうか?
自然治癒力を引き出す治療こそが本物?|本宮市のもとみや接骨院
では根本から良くする、とはどういうことなのか?
本来すべての人に備わっている自然治癒力を引き出す事だと私は考えます。
自然に備わっているなら、何もせずとも勝手に良くなっていくようなものですが、その「勝手によくなっていく仕組み」が生活習慣やケガなどが原因でうまく働かなくなり病気になっているのですから、それらを何らかの形で正す必要が出てくるわけです。
私はそのような「勝手に良くなっていく仕組み」としての自然治癒力を引き出す治療を理想としていますが、そのときに、自然治癒力が回復してきている目安として患者様に確認させていただいているのが、主に睡眠、食欲、排泄、という3つの要素です。
治療を始めて間もない患者様が「眠れるようになった」「食欲がでた」「大便が沢山でてすっきりした」などと報告してきたら、たとえ痛みや症状が軽減されていなくても治療の成果が出ていると私は考えます。
これらの改善が得られないまま、痛みや症状だけが軽減したとしても、それは根本からの回復にはなっていないという事です。
本来すべての人には、自分の身体を治す力が備わっていますが、睡眠の質が悪いと身体が十分に休まらず、また内臓の調子が悪いと栄養も十分に吸収できません。そのため、その治す力が本来のパワーを発揮できなくなってしまうのです。
だからこそ、まずは治す力を出すことが先決です!!
どうしたら自然治癒力は引き出される?|本宮市のもとみや接骨院
自然治癒力が十分に引き出されるには、体のすべてをコントロールしている神経の働きを正常にする必要があります。
当院の、骨格×筋肉×自律神経調整ではこの自然治癒力を最大限に引き出す治療を行っています。今だけの痛みを誤魔化すのではなく、根本に身体を治し、今後の人生を明るく楽しく、健康的にするために是非治療をしていきましょう!!